珍しい形状でしたが、無事に調達出来ました

珍しい形状でしたが、無事に調達出来ました

先日記事に書かせて頂きました古いユニーク(Unique)社製チャネルバランサーとほぼ同じ形状のものが入荷して参りました。

長さやバネの強度は全く同じ。ピボットシューに引っ掛けるフックが金属製になっていることとフック部品と反対側の端に白い樹脂製のエンドパーツが付いていることが違いです。

フックは強度のある金属製で問題ないですし、エンドパーツも基本取外しが可能ですから、こちらも問題ありません。

通常のチャネルバランサーであれば、ウィング付きの部品が両端に付いていてそれが建具の固定にも役立つのですが、これはそうした機能を必要としないシングルハングサッシに取り付けます。

なかなか珍しい形状のバランサーですが、いろいろ探して調達出来たのは日頃の部材チェックのお陰です。北米では様々なサッシメーカーが存在し、製品にはいろいろな部品が使われていますし、その使われ方も他社とは異なるケースもあります。

標準的にこのサッシならこれだろうという予想は付きますが、イレギュラーな状況があっても柔軟に対応出来るかどうかは、様々な経験をしてきたかどうかによって決まります。

逆に言えば、いつもと違うことが多い輸入住宅のメンテナンスですから、そうしたことを苦にしない専門家でなければ、やっていけない仕事です。どこにもやってくれる処がないという人は、出張交通費さえご負担頂ければ私共が施工に伺いますから、最後の頼みの綱として覚えておいて下さいね。

<関連記事>: 同じ窓メーカーでも違うバランサーを使用 (2021年4月15日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: ご案内・注意情報   パーマリンク

コメントは受け付けていません。