北米ではよく見掛けます

北米ではよく見掛けます

昨日、長野県のお客様から玄関に付いている網戸付きのドアのヒンジを購入出来ないかというお問い合わせを頂きました。

ヒンジの高さが70mmということで、通常102mm又は127mmであることが多い玄関ドアヒンジとは少し違うものでした。

写真を送って頂いて、それがどういったものなのかが分かりました。

それは、スクリーンドアとかストームドアと呼ばれるもので、玄関ドアとは別に付けられていて、いわゆるサッシの網戸や雨戸のような機能を果たすドアでした。

結構、アメリカやカナダのおうちではよく付けられているもので、夏に家の風通しをよくしたい時に使われています。(最近は、防犯性を考えて付けるおうちも減っているかも知れませんが・・)

ドア自体は非常に軽いものですから、ヒンジの強度は然程求められません。また、勝手に開いたりしないように、ヒンジの内部にはバネが仕込んであって、自動で閉じるようになっています。(雨が常に当たる場所だと、バネが錆びて劣化してしまいますから、注意が必要です)

スクリーンドアは、私も便利だと感じていましたが、輸入住宅ブームの時でもあまり採用されたおうちはなかったようです。ただ、やはり私と同じ思いの方はいらしたようで、こうしてお使いのお客様もいらっしゃいました。

こういう特殊なドアヒンジは在庫にはありませんが、北米から取り寄せることは可能です。あと、取付け方が少し変な感じですので、今後のヒンジの耐久性も考慮して正しい納まりに変えた方がいいかも知れませんね。

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