一昨日、輸入の網戸をバラバラに分解して、曲がった細いフレームを真っすぐに修正したという記事を書かせて頂きました。
その古い網戸の修理が完了しましたので、ご覧に入れたいと思います。写真がその網戸ですが、如何でしょうか?
フレームは曲がり、部品はなくなり、ほぼ使えない状態だった網戸でしたが、これだけ美しく蘇りました。
中央に1個だけ付いていた取っ手を、左右2ヶ所に新しいもので交換して付け替えました。こうすることで、取付け時に1点に力が加わっていた状況を、2ヶ所に分散させることが出来ますから、細いフレームに掛かる負担も少なくなります。
また、中央部に補強のフレームを1本新たに追加しましたので、網戸の強度も随分上がったと思います。そして、窓枠に網戸を固定する為のバネがなくなった状態でしたので、それも元通りになるよう新しいものを付けておきました。
こうした修理作業を行うタイミングで、グラスファイバー製のスクリーンも新しく張り替えしておきましたので、網の裏側の景色もきれいに見えます。
ただ、網はピンピンになるように張っていますから、網が馴染むまではフレームが相互に引っ張られた状況ですので、最初は調整して取付けして頂く必要があります。
たった1枚の古い網戸でしたが、これだけ多くの修理や改善を行ってお客様にお渡ししますから、その満足度や感動は大きなものと思います。ここまで丁寧な仕事が出来る輸入住宅ビルダーは、国内にどれだけいるんでしょうねぇ・・・?お金儲けだけなら、やれません。
<関連記事>: 特殊な網戸でも最善を尽くします (2021年4月23日)
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