今日は、輸入網戸の修理を行いました。
窓メーカーは不明ですが、網戸のフレームが曲がってしまい直したいというご相談を頂きました。
幅が1200mm、高さが700mmという横長の網戸です。
横に長い大きな網戸なんですが、中央に樹脂製の小さな持ち手が1つだけ付いていて、中央に補強のフレームも入っていない為、持ち手を引っ張ると網戸が湾曲してしまいます。
そりゃ、長さが1200mmもある細いフレームの場合、中央を指で押しただけでも曲がってしまう感じなのに、掃除の度に網戸を脱着していれば、そのうち網戸も歪んできますよね。
そこで、今回はセンターフレームを1本追加して、中央部に力が掛かってもこのフレームが補強の役目を果たすようにしたいと思います。次に、1個だけだった持ち手を2つに増やして、脱着時の力を半分に分散させようと思います。
そうすれば、大きな網戸であっても無理なく脱着出来ると思っています。ただ、曲がってしまった箇所は、どうしても強度が落ちていますから、いくら曲がりを矯正してもそこのリスクは残ります。
とは言え、この網戸のフレームやコーナー材は非常に特殊な仕様・サイズで出来ていますから、私たちが標準的に使うフレームと形状が違います。今回はお値打ちに仕上がるように修理をすることでお願いされましたから、全く新しく作り直すのに比べて、多少のリスクは存在します。
でも、写真のようにほぼ真っすぐに四方のフレームを修正しましたから、ある程度長くお使い頂ける状態に出来たのではないでしょうか。
<関連記事>: 輸入網戸の修理、完了! (2021年4月25日)
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