地震対策は、まず基礎から

地震対策は、まず基礎から

先日起きたNZ地震やこれから予想される東海・東南海・南海地震といった巨大地震。多くの皆さんも地震災害については、高い関心を持っていらっしゃることでしょう。

大きな地震が来れば、水道やガス・電気のインフラはズタズタに寸断されます。また、室内のものも散乱するので、家自体が大丈夫でも避難することを余儀なくされると考えて下さい。

でも、家の被害が最小限であれば、修復も比較的容易に出来るかも知れませんし、まず人命を確保することが出来るのです。そういう考えからすれば、地盤の上にある基礎がどんな状況でも、しっかり建物を支えてくれることが一番の安心かも知れません。

ホームメイドが施工する基礎は、ベタ基礎です。

それも、耐震性をアップさせる為にダブル配筋(異形鉄筋:直径13mm)の施工を採用しています。縦横250mm又は150mmの間隔で、格子状に鉄筋を組んだものを上下二重に配筋しますので、一般的なシングル配筋のものより強度は格段に向上します。(弱点の多い場所の場合には、鉄筋の間隔を150mmと狭くします)

それは、鉄筋が2倍(ダブル)ということ以外に、鉄筋に被せるコンクリートの厚さも2倍になるという理屈です。このコンクリートが、地震ではバカにならないんですよ。

写真では分かりづらいですが、非常にたくさんの鉄筋が使われていることが見て取れます。(2つの矢印が、上下になった鉄筋です)私たちは、鉄筋の太さや鉄筋の間隔にも気遣いを怠りません。(写真:名古屋市守山区T邸 現場)

勿論、こうしたからと言って、自然が起こす地震にはかなわないかも知れません。それ程、自然は偉大です。人間の過信こそが、最大の敵なのです。だから、私たちに出来ることは極力やっておきたいと思いませんか。レンガ積みの外壁なら、尚更です。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。

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