マーヴィン(Marvin)社のスライディング・パティオドアの修理調査を行ってきました。
掃出しサッシと呼ばれる窓ですが、可動する側のドアの下枠が腐って大きな穴が明いています。
穴の中には、普段はお目に掛かれない戸車の部品が覗いていますね。
恐らく相当前に屋外側からドア内に侵入した雨が、木枠を中から腐らせてそれが室内側の表面に出てきていたと思います。
ここまでになるまでお客様は放置していたということですが、これでは木を補修するというだけでは直せないと思います。
マーヴィンの場合、雨漏れによる木の腐りについては、建具(ドア)を交換する形で修理メンテナンスを行うというのが一般的です。重くて大きなドアをアメリカで製作してもらって、それを船便で日本まで運んでこなければなりませんから、費用も時間も掛かります。
対処を疎かにするとその分余分な心配も増えますから、家についても早期発見・早期治療を心掛けるようにしたいものです。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
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