腐るのは、木製サッシだけじゃない

腐るのは、木製サッシだけじゃない

お客様から木製ガレージドアの交換・修理のご相談を頂きました。

2台横並びで入る大きなガレージドアなんですが、その下端の木枠が脱落してきているようです。

写真を見ると、劣化したボトムラバーが付いた部分だけが垂れ下がっています。

こうなると、ドアを吊っているトーションスプリングの力がガレージドアに伝わりませんから、非力なオープナーの力だけで動かすか、手動で持ち上げるかしか出来なくなります。但し、電動オープナーに異常な負荷を掛けることになりますから、オープナーがすぐに破損してしまう恐れもあります。

現在、すぐにガレージドアの交換部材の手配が可能かどうか確認していますが、こういう場合ドアの重さに応じた適切なトーションスプリングを使用しなければなりませんから、ドアだけの交換では済みません。

アルミクラッドの木製サッシでも同様ですが、屋外に接している木は雨で腐るリスクがありますから、屋外用の木部防水塗料のティンバーケアなどを使って、定期的に防水塗装を行う必要があります。

車でも家でも定期的な点検・整備が、長持ちをさせる秘訣ですから、ガレージドアも5年毎くらいでメンテナンスをして下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。

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