先日、ペラウィンドウ(Pella)社の掃出しサッシのドアロックが破損したので、修理をお願いしたいという相談を頂きました。
それ以外にも、網戸の破損やクランクハンドルの不具合などといった問題も複数あるようです。
掃出しサッシのロックについては、ハンドルに付いているロックレバーを動かしても、ロックラッチと呼ばれる鍵爪が中から出てこないということのようです。
この場合、ロック金物の中のバネが切れて作動しなくなったのだと思いますが、メーカーに相談すると「製造時期やサッシの大きさ、製造シールの詳細」が分からないと部品の特定が出来ないとのことでした。
ペラの掃出しサッシは部材が特徴的ですから、然程問題なく部材の特定が出来るだろうと考えておりましたが、詳細情報がないとメーカーでも交換部品が分からないらしいのです。
仕方がないので、お客様にお願いしてサッシのサイズなどを採寸して頂きましたが、この掃出しサッシは時期によって仕様がいろいろ変わったのかも知れません。
お客様曰く、手動でラッチを外に出すことも可能だということですから、取り敢えず鍵が掛からないという心配はなさそうですが、いつ手動でも動かなくなるかも分かりません。
破損が酷くなれば、鍵を掛けたつもりで実際には掛かっていなかったなんてことにもなりかねません。また、その逆で鍵が掛かったまま開けられなくなったというのも、結構最悪な状況ですから、早めに部材を調達して差し上げたいものです。
<関連記事>: ペラのロックは交換が面倒 (2021年6月27日)
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