未明に降った雪が朝方にも残った状況でしたが、少し陽が高くなってくるのを見計らって、大垣市のお客様のおうちに修理へ伺いました。
今回は、アンダーセン(Andersen)のダブルハングの下窓が腐ってきたということで、新しい下窓建具を6枚用意していきました。
勿論、木部の防水塗装や屋外側のガラスの周囲を防水処理した状態で持ち込みました。(メーカーから出荷されてくる時は、木部は無塗装ですし、防水処理も十分かどうか分からないので、こちらでも作業を行います)
このおうちのサッシは、すぐ下にアルミ製のベランダの床が接していて、これでは台風のような強い雨風の時は雨が吹き上がって、サッシに直撃してしまいます。そういう設計上の問題もあって、下窓や窓枠への漏水がひどく、今回建具を交換することとなりました。
また、窓6ヶ所のうち、2ヶ所についてはバランサーのヒモが切れて窓が開かない状態になっていましたので、バランサーも交換しました。アンダーセンのバランサーは、やはり20年くらいが寿命のようで、以前にもこちらのおうちのバランサーを交換したことがあります。
建具やバランサーの交換だけでなく、窓枠の下端も腐ってきている状態でしたから、余分な仕事ではありますが、防水コーキングを使って簡易に漏水対策も行いました。何れにしても、外壁等を塗り替えする際にでも抜本的な窓周りの防水対策を行う必要がありますね。
<関連記事>: 下窓6枚仕上げます (2020年11月27日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。