化粧合板のものは、注意が必要

化粧合板のものは、注意が必要

先日、アンダーセン(Andersen)製の両開きフレンチドアをスライディング・パティオドアに交換してきたという記事を書かせて頂きました。

雨が当たって屋外側の化粧パネルが剥がれてきたことが、交換するきっかけでしたが、取り外してきたドアを廃棄する為に会社に持ち帰ってきたのですが、数週間程すると写真のようになりました。

何度か雨に当たって、ドアの木部が水を吸ったのでしょう。室内側の木目の化粧合板が、ご覧の通り剥がれてきました。

確かに大きな木製パネルですから、無垢材という訳にはいかないでしょうが、せめて無垢材を集めた集成材で作ってあって欲しいものだと思いました。

でも、単板としては厚めの板ですから、国産のプリント合板のようにすぐにあんこが見えてみすぼらしくなるということはありません。まあ、高級なドア製品ですから、木目も美しい仕上げにしたかったのだと思います。

ただ、屋外側のガラスの周囲から雨がドア内部に侵入するといったトラブルの場合、内部の木部が腐って、それが室内側の化粧合板にも影響してくるという不具合も少なくありません。

そういう時は、室内側も黒く黒ずんだり、木が腐ってきたりしますから、外の状態に十分留意する必要があります。それを予防する為には、サッシのガラスやその周囲の枠を定期的に防水処理することが必要です。

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