昨日、とあるお客様からマーヴィン(Marvin)のグラスファイバー製のスクリーン(網)が欲しいというご相談を頂きました。
マーヴィンの網は少しは在庫していますが、大量に欲しいという場合はアメリカのメーカーからの取り寄せとなる旨ご案内しました。
その際、自分が使っているマーヴィンの網戸には、1mm角の穴の網が使われているんだけれど、販売しているのはそれと同じかとの質問も頂きました。
北米の輸入サッシに標準的に使われているスクリーンに、1mm穴のものは存在しません。網のメーカーによっても様々あるようですが、おおよそ1.6~1.8mm程度の間隔で網が編み込まれているのが一般的で、マーヴィンのものもそれに準じているのです。
でも、最近はアメリカでも虫に対して極端に嫌がる人もいらっしゃるようで、アンチ・バグ・スクリーンと呼ばれる小さな虫をも通さないという網が販売されています。
ただ、それだと1.3mm角程度の穴しか明いていませんから、殆ど外の景色も見えませんし、風も吹き込んでくるという程通りがよくありませんから、閉鎖的な感じがすると思います。(精神衛生上の問題もあるかも知れません)
この網でさえ、1.3mmなのですから、1mmなどという穴が明いたものにしたら、網自体の糸の太さを考えると外は全く見えないし空気も通らない家になってしまうでしょう。(とは言え、そんな網の細かなスクリーンは、特注でもしない限り一般には販売されていませんが・・・)
外から覗かれないようにしたいという人もいるかも知れませんが、もしそうしたいのであれば黒い網にするのではなく、グレーの網にした方がいいと思います。
但し、室内からも、外の景色はぼんやりした感じにしか見えなくなりますよ。何れにしても、おうちはクリーンルームじゃないんですから、玄関・勝手口のドアを開けた時や排水管や換気扇・エアコンなどの管を通して虫等が侵入してくるということも考えてみて下さいね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。