20年前に建てさせて頂いた輸入住宅で、床下のコンクリートのベタ基礎に薄っすら水が溜まっているということで、メンテナンスに伺いました。
今回水道屋さんを連れて伺った訳ですが、その前にも私がこちらへお邪魔した際は上水も下水も全く配管からは漏水がありませんでした。
当然、量水計のメーターも回っていないですし、漏れた水も無臭でした。
薄っすらですが、床下一面に広がっていましたから、これだけの量であればお風呂の湯か洗濯の水しかないだろうと、水を溜めて流してみても全く床下の配管には漏れる気配がありませんでした。
当然、今日伺った時も水道屋さんがいくら水を流してみても全く漏れる感じはないですし、メーターにも異常はありませんでした。
当初水道屋さんはキッチンの排水管にゴミや油が詰まって、水が逆流したのではないかという推測をしていたのですが、水栓から水を流してみてもやはり逆流したり漏れたりする様子はありません。
悩んだ末に、キッチンのシンクに水を溜めて、一気に水を流したらどうなるだろうかということでテストをしました。そうしたら案の定、キッチンのジャバラのホースが差してある排水管の立上りから、水が溢れてくるではないですか。
つまり、通常キッチンで使う水くらいでは漏れないけれど、水を溜めて食器を洗ったりすると大量の水が一気に流れますから、オーバーフローを起してしまうというのが原因でした。
今までそういった使い方をしてこなかったけれど、新型コロナでご主人が在宅勤務になって、いろいろ家事を手伝ってくれるようになってから、シンクに水を溜める機会が増えたそうです。
キッチンの配管は、知らず知らずのうちに油等が排水管内にこびりつきます。長くお使いのおうちでは、たまには水道屋さんにお願いして、詰まり抜きのメンテナンスをしてあげることをお勧めします。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。