この厚さのものは、なかなか手に入りません

この厚さのものは、なかなか手に入りません

先日、藤沢市の輸入住宅でスパイラルバランサーの修理調査へお伺いしたという記事を書かせて頂きましたが、今回はそのサッシのガラス押え。

押し縁とも呼ばれる部品ですが、ペアガラスを建具枠に固定しておく為のパーツで、これがないと雨が枠の中に入ってきますし、ガラスが外れてしまいます。

形状や大きさは、輸入サッシ・メーカーによって様々で、適合するタイプを装着しないと使えません。

写真のものは、形状こそよくあるタイプのものなんですが、特殊なのはその厚み。通常よく出回っている同型のものと比べると、厚みが半分しかありません。

薄いものなんだから、何とか無理やり装着出来そうなものなんですが、実際にはそういう訳にはいかないというのが実情です。無理に押し込もうとすると、材料が薄すぎて割れてしまう恐れがあります。

昔このタイプのものを探して欲しいということで、調達した経験がありますが、結局ほんの少し厚みがあって装着が難しかったとういうことがありました。

さて、今回はどのようになるか、再度北米のメーカーを当たらなければなりません。何とか装着可能なものが見付かるといいのですが・・・。

<関連記事>: ガラスが動くし、雨も入る (2020年9月15日)

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