以前静岡県浜松市のお客様から、ハード(Hurd)のダブルハングサッシのガラスが割れたので交換したいというご相談を頂きましたが、交換用のペアガラスが到着しました。
ハードのものに限らず、通常アルミクラッドのサッシは、ガラスのみの交換は難しく、建具ごと交換するというのが一般的です。
ただ、ハードのものでも一部ガラスのみを建具から外して交換出来るタイプがあるようです。
それは、ガラスを押えている押し縁の形状や取付け状況を見ないと分からないのですが、今回のものはガラスが交換出来るタイプでした。
先日、建具を外したという記事を書いたリッチモンドのアルミクラッドもペアガラスのみを交換出来るというものでしたから、交換を合理的に考えている窓メーカーはアメリカでもあるんですね。
このペアガラスは、厚みが19mmということで、国産のものにはない厚みです。また、ウォーム・エッジと言うガラスの周囲の熱の移動を極力少なくする工夫がされていて、ガラス自体のLOW-E遮熱コーティングと相まって省エネに貢献する仕様のペアガラスになっています。
既存の窓に入っているガラスと比べて、少し品質がアップしたものになっていますが、今後の暑さ対策として最適かも知れませんね。
<関連記事>: ペアガラスが外せるものもあります (2020年3月8日)
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