三重県四日市市のお客様から、北欧系輸入住宅のメンテナンスについてご相談を頂きました。
19年前にノルディスカヒュースという住宅会社で建てられたそうですが、輸入サッシのガラスの周囲に施工されているガラス押えの防水パテが、劣化して一部脱落しているということです。
塗装もあまり質がよくないようで、蛇のウロコのようにどんどん剥がれてきているといった感じですね。
あまりの酷さから、お客様はサッシの入れ替えを含めて考えていらっしゃるようですが、簡単に交換出来るように施工されているかを確認しなければなりません。
30~40年前のスウェーデンの輸入サッシでは、こうしたパテ処理がされていたようですが、今ではあまり見掛けない製品です。それよりも随分新しい時代のサッシのはずですが、ローコストに走った時期では、ポーランドなどの国から安価で低品質なサッシも入ってきたこともあるようです。
何れにしても、一度現地を調査して、修理・メンテナンスで何とかなるのか、サッシごと交換しなければいけないのか、判断する必要がありそうです。19年前と言えば、ノルディスカヒュースもそろそろ潰れるという頃でしょうから、質より利益を優先したのかも知れませんね。
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