錆びて歪んだ異形ドアヒンジ

錆びて歪んだ異形ドアヒンジ

錆びて歪んだ異形ドアヒンジ

釧路のお客様から輸入玄関ドアのヒンジの交換についてご相談がありました。

写真は、そのヒンジですが、左右の蝶番で形が違う異形ドアヒンジで、相当長く使ってきたのか、心棒に歪みがありますし、金属の錆びや減りも酷い状況です。

恐らくこのヒンジが付いていたドアは、ドア自体の倒れ込みや鍵の不良、敷居への干渉といった多くの不具合があったのではないかと推察されます。

このままそれを放置して使い続けるとしたら、近いうちにドアやドアハンドル自体の交換も必要になるでしょう。幸い私たちは、こうした特殊なドアヒンジも海外から調達することが可能ですから、すぐに手配することが出来ます。

ただ、標準的なヒンジと比べて単価も高く、海外からの送料や通関費などもバカになりませんから、交換用だけでなく予備用にもいくつか購入しておくことがいいように思います。

輸入住宅に使われている輸入資材は、国内では手に入らないものが多いですから、私たちのような専門家の力を借りて、サイズや形状が合致する部材を手に入れること大切です。

合わないものを無理くり付けても、あまり長くは持ちませんし、周辺の部材も傷めてしまうリスクもありますから、安かろう悪かろうは避けた方が無難だと思います。勿論、ヒンジ交換の際は、ドアの建て起こしの調整や鍵のメンテナンスも忘れずに!

<関連記事>: 左右で違うドアヒンジ (2020年5月27日)

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