先日、成田市のお客様のところに、玄関ドアの修理メンテナンスにお伺いしたという記事を書かせて頂きました。
その際、ドアハンドルのラッチを受ける側のラッチ・ストライクも交換したという話を書きましたが、これがそのストライクです。
ドア枠とブリックモールディングとがほぼ同じ面に取り付けられていると、普通のストライクでは短すぎてブリックモールディングの先まで届きません。
そうなると、ラッチがストライクに当たる前に木で出来たブリックモールディングの方に当たってしまいます。これを避ける為にほんの少しブリックモールディングの取付け位置をずらしてやればいいのですが、そういう考えが大工さんになかったのだと思います。
ラッチがブリックモールディングに当たって、どんどん木が傷んできますから、何か方法を考えなければなりません。そこで私たちがアメリカから輸入したのが、「奥行きのあるストライク」です。
これなら、ブリックモールディングの先までストライク・プレートが延びていますから、ラッチの頭がモールディングに当たることなく、ストライクの穴に滑り込みます。
この問題で長く困っているお客様は多いと思いますので、取付けを希望される方はご相談下さいませ。
<関連記事>: 継ぎ足されたストライク・プレート (2016年3月18日)
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