オーバースライダーのガレージ・ドアのメンテナンス

オーバースライダーのガレージ・ドアのメンテナンス

家が建ったら、ずっとメンテナンスにしなくても暮らしていけるというふうに思い込んで新築する人がいますが、実際には数年そして10年毎くらいにメンテナンスをしていかなければなりません。私がよく言うのは、車検がある自動車と同じだということです。

長く愛していく為には、いつもきれいにしておくことは勿論、整備や修理・点検は欠かせないものなのです。

今回取り上げるのは、ビルトイン・ガレージのガレージ・シャッター。

車に乗りながらリモコンで操作すると、モーター(オープナー)が駆動してオーバースライドしていくガレージドアは、まさにサンダーバードの秘密基地のようです。

輸入のガレージ・シャッターは、やっぱりかっこいいですよね。

先日、NETをご覧頂いた方からの問い合わせで、このシャッターに取付けてある大きなトーション・スプリングが切れてしまったので、相談したいというお話を頂きました。

重いガレージドアは、モーターだけの力では上がりません。ゼンマイと同じようにバネを巻いておいて、その戻る力を利用してドアを上げ下げしているのです。ただ、いつも力が加わった状態ですから、バネはそのうちおかしくなってくるのです。

バネが途中で切れたり、固定金具からバネが脱落してしまったりすることが、おおよそ10年くらいで起こります。

まあ、こうしたことは、突然起こりますから予測は不可能ですが、切れてからではセキュリティ面で困ってしまいます。だって、部品がすぐにないかも知れませんから。スプリングの錆が目立ち始めてきたら、モーターやスプリングはそろそろ交換だなと思って下さい。

あと、ドアとスプリングとをつなぐワイヤー・ケーブルも、そのうち伸びて劣化します。こちらも切れないうちに交換するように注意しましょう。

因みに、今回ご相談頂いた方のものは、運よく部品が手に入りそうです。輸入のガレージ・ドアの設置やメンテナンスをご希望の方は、お問い合わせ下さい。

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