こちらの写真は、断熱パネルになっていない薄いスチールパネルだけのガレージドアです。
1999年に新築された輸入住宅ということですから、20年以上ガレージのメンテナンスはされていないようですが、比較的きれいにお使い頂いている様子です。
先日同じような素材のガレージを調査してきましたが、通常60kg程度あるものが、40kgしか重さがありませんでしたので、システムに掛かる負担も相対的に少ないように思います。
でも、いつもテンションが掛かったり緩んだりを繰り返すトーションスプリングについては、金属疲労を伴った経年劣化が起きるものです。
また、電動オープナーを連結しているドアのボルト部分のスチールの補強材に引き千切られたような割れが入っています。この位置のボルトは、上方向へ引き上げる力と水平方向に移動する力が同時に加わる可能性のある場所ですので、取付け位置に何らかの問題があるのかも知れません。
何れにしても、今後現地調査を行って、原因究明と対策を行った上でガレージドアの修理・メンテナンスを実施しなければいけません。ただ、ガレージドアの割れについては、うまく補修等が出来ない状況であれば、パネルの交換も必要です。
ここでいい加減な対処をすると、作動中にドアとオープナーの接続が外れ、ドアが落下するなんてことにもなりかねませんから注意しないといけませんね。
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