現在、いくつかのお客様の輸入網戸を製作しています。
スクリーンだけ交換するものや網戸ピンも交換するもの、写真のようにフレームも含めて全て交換するものなど様々です。
やはり、輸入サッシの網戸も20年も経てば、壊れるものもありますよね。
今回作っているものは、サーティンティード(CertainTeed)社のサッシに付いていたものだそうですが、フレームが途中で折れてしまい、使いものにならなくなったそうです。
写真ではフレームの先にプラスチックのコーナー材やスクリーン・ピンが差さっていますが、いくつかのコーナー材やピンは劣化して取れていました。
ですから、フレームやスクリーンだけでなく、こうした材料も含めて全て調達しなければなりませんし、ピンの穴の位置や大きさなどもオリジナルと同じようにしなければなりません。
あと、網戸って大きくなればなる程フレーム全体が歪んできます。それを抑える為に中央部に補強のフレームを1本入れるのですが、それでも網をピ~ンと張ろうものなら、フレームが引っ張られて捻ってしまいます。
たかが輸入サッシの網戸ですが、正確に再現しようとすると、材料だけでなく道具も技術も必要になります。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。