週末にあるお客様からレンガ積みの家の相談を頂いた。平屋建ての家で、レンガ積みの外壁がご希望とのこと。
平屋は、いいですよねぇ。全てが水平移動で事足りてしまうし、高さがない分、地震の際でも揺れによる引き抜き力が抑えられる。勿論、日本の土地事情からすれば、平屋がなかなか実現出来るものでないことも憧れにつながるのかも知れません。
そして、もう一つのご希望は、レンガ積み。
今秋、復元されるJR東京駅の丸の内駅舎のように、100年近くの時を越えてその美しさを保っていられる建物は、レンガ積み以外あり得ません。通常のサイディングでも塗り直しさえすれば、相当耐久性は保たれますが、レンガ積みは殆ど手入れの必要がない。そういった点でも、レンガ積みは究極の外壁仕上げ材と言えるのです。
最後にご希望されたのが、インナーガレージ。
ビルトインガレージとも呼ばれる建物内車庫のことである。家の中で車に乗り降り出来、雨にも濡れずに出入り出来るというのも理想ですよね。北米の輸入住宅(現地では輸入とは言いませんが・・)では、防犯対策もあってかインナーガレージは、標準仕様と言っても過言ではないです。
写真は、ウェイン・ダルトン(Wayne-Dalton)社製ガレージドアの施工写真だが、このお客さんのご希望はこんなイメージだろうか。
観音開きに見えるデザインだが、実はこのガレージドアは、上方向にモーターで巻き上がっていくオーバースライダーというタイプのガレージドアなんです。イギリスの納屋を改造して、車のガレージにしたようなクラシックな雰囲気は、車好きにはたまらないデザインですね。
理想を絵に描いたようなプランですが、まだ私たち ホームメイドに具体的なお話を頂いた訳ではありません。
はてさて、これが本物の餅になるでしょうか。あとは、ご縁の問題ですね。こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
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