こちらは、ビルトインガレージに施工されたオーバースライダーの一部を写した写真です。
カーブしたガイドレールの上に取り付けられたトーションバーが、通常より太いのがお分かり頂けると思います。
こちらのシステムは、以前にもご紹介したウェインダルトン(Wayne Dalton)のトルクマスター(Torque Master)という製品で、トーションバーの中にスプリングが内蔵されています。
今回、その内蔵された2本のバネが切れてしまったという不具合が発生しました。
通常のようにトーションスプリングが露出していないので、見た目的にスマートでいいのですが、国内ではこのタイプのものを調達するのは難しくなっています。
アメリカから調達するとなると、詳細をメーカーに連絡した上で、これに合ったスプリングを輸入しなければなりませんから、お金と時間が掛かります。
また、もし入荷したものが間違っていたり、将来またバネが切れてしまったりした際には何度も輸入をしなければなりませんから、至急ガレージドアを復旧したいという方にはストレスかも知れません。
私たち ホームメイドとしては、そういった将来の面倒も考慮して、通常の手に入りやすいバネ露出型のシステムに切り替えることをお勧めしています。確かに、トーションバーだけでなくガイドレール等の金物類一式も交換しなければなりませんから、少々費用も余分に掛かります。
でも、今後のことを考えれば、時間や費用を無駄にすることがありませんから、安心してガレージを使うことが可能です。考えどころではありますが、急がば回れ。後々のことも考えて判断するのが得策だと思います。
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