こちらの写真は、ユニーク(Unique)社製のチャネルバランサー。
メーカー不明のシングルハング・サッシに付いていたものなんですが、ご覧のように滑車からヒモが外れ、バネも本体から取れてしまいました。
恐らくバランサーの不具合が原因で上げ下げ窓の調子がおかしいというサッシは7ヶ所あるそうで、何れも耐用年数が過ぎている状態です。
ユニークのバランサーは、一般的なコードウェル(Caldwell)社のものと同じ作りになっていますが、その製品表記は異なります。こちらのバランサーには、「20C」という刻印がされており、上げ下げ出来る建具(障子)の適合重量は5.4~6.8kgとなっています。
コードウェルの場合、それに該当する表記は「20 3」ですから、長さや幅、建具重量を確認した上で、適切な交換バランサーを調達することが大切です。
因みに、今回窓に装着されていた建具の重量は、7kg。現在付いているバランサーに対しては若干重いようにも思いますが、もう1ランクだけバネが強いものにすると10.4kgまで持ち上げ可能となりますから、逆に窓が浮き気味になると思います。
丁度どちらのバランサーでも使えるくらいの重さですから、あとはお客様の好みで選択頂く以外にありません。ただ、現状のバランサーと同じもので使用に問題がなかったということであれば、適合重量が5.4~6.8kgの範囲のものをお勧めします。
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