こちらの写真は、今日雨漏れのメンテナンスを行ったバルコニーの笠木と手摺。
岐阜県海津市にある輸入住宅なんですが、外壁の塗装をしてもバルコニーの手摺壁が内側から水が染みてくる状態でした。
当初は、バルコニーの床面やサッシの周囲からの雨漏れを疑ったのですが、どうしても原因が分かりませんでした。
でも、他のおうちでも同様のトラブルがあり、いろいろ調べた処アルミの笠木や手摺に使われている樹脂製のパーツが劣化して欠損してそこから中に侵入していることが分かりました。
そこでこのおうちも同様の原因ではないかということが分かり、樹脂製の台座カバーの破損や笠木のつなぎ目の樹脂製カバーが浮いている状況を確認しました。確かにアルミはあまり劣化しませんが、付属しているプラスチック部品は、20年もすればボロボロになります。
また、長い年月で防水処理した箇所も劣化が進んでいますから、まさかアルミの手摺から雨漏れするなんて思いも寄りませんでした。
こういうトラブルが将来起こるなんてことを手摺メーカーは告知していませんし、施工した建築業者も全く認識していないですから、お住まいの皆さんが注意するしかありません。きっとベランダからの雨漏れでずっと悩んでいるという人は多いと思いますので、ご心配な方はご相談下さい。
<関連記事>: ベランダは、雨漏れ注意 (2019年12月27日)
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