こちらの写真は、東京にある輸入住宅に取り付けられたサーマツルー(Therma-Tru)社製玄関ドア。
木製ドアのように見えますが、木目が浮き出るように作られた輸入のファイバーグラス製ドアなんです。
ファイバーグラスを樹脂で固めて作った上に、専用塗料を塗ることで木目を再現しているのですが、塗装が剥がれていなければ一般の方なら木製ドアと勘違いしてしまうでしょう。
そんなファイバーグラス製のドアですが、ステンドグラス周囲のモールの塗装が剥げて、所々下地の白い樹脂が見えてきています。こうなってくると、下地の樹脂が太陽の紫外線に曝されて劣化してしまいますから、早めに塗り直しをする必要があります。
もっと近くで見ないとはっきりしませんが、モール部分はベタ塗りの塗料を使っているようにも見えますから、そういう場合は木目の専用塗料を塗る前にベタ塗りした塗装を除去しないと、うまく塗装が載りません。
何れにしても、塗装をする前に状況をチェックした上で、正しい塗装計画を立てることが大切です。くれぐれもぶっつけ本番でいい加減に事を進めるのだけは、避けて頂きたいと思います。
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