こちらの写真は、ローウェン(Loewen)社製サッシの網戸です。
スクリーンもコーナー部分で破れがあるようですし、そこそこ劣化も進んでいます。
それ以上に問題なのは、プラスチックで出来たコーナー材。
黄ばんでいることからも分かる通り、素材そのものが経年劣化して、割れによってアルミフレームを支えることが出来なくなっています。また、網戸をサッシに固定する為の網戸ピンも、アルミに錆びが出ているのか、鉛色に変色しています。
こうなっているとピンの頭がフレームに引っ掛かるようになりますから、網戸ピンの動きが悪くなったり、全く動かなくなったりします。
全体的に劣化が進んだこの網戸は、劣化した部品を交換するしかありませんが、交換修理をすれば元の状態に戻ってくれます。
ただ、ここまで劣化していない網戸であれば、年に1回窓から外して網戸を丁寧に拭き掃除してやるだけで、その寿命を延ばすことは可能です。
夏場は虫が家の中に入ると嫌でしょうから、虫がいなくなる冬の時期に網戸を外して掃除をしてみては如何でしょうか。風雨に曝されて汚れた網戸を掃除すれば、今まで頑張ってくれた網戸に感謝する気持ちになると思いますよ。
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