以前、構造がむき出しの時に、ブログ記事でご覧頂いた大きなアーチ。
大きく開いた開口部は、通常構造強度としては弱点になりますから、大きな材木の梁を入れて上からの力が強く掛かっても大丈夫なように補強します。
また、四角い開口では面白くありませんから、下地を組んでアーチ状の壁になるように施工します。
これは、これで構造の強度をいかに出すかが分かって興味深いものがありますが、ドライウォールの下地施工が完了したら、こんな感じになりました。仕上げの塗装をする前の段階ですが、なかなか綺麗でしょ?
こういう仕事をするには、たくさんの石膏パテとたくさんの職人の手間が必要ですが、やっぱりやったらやっただけのことはありますね。
エッジが丸くなった開口部は、地中海のしっくい壁の建物を連想させてくれます。
これから、ここにPARAで色を塗っていく訳ですが、仕上がったらきっとソフィスティケーティッドな雰囲気になると思いますよ。
また、同じアングルで定点観測のようにご報告しますので、お楽しみに。尚、こうしたデザインの建築をご希望の方は、ご相談下さい。
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