こちらの写真は、昨日水栓金具から取り外したアメリカンスタンダードのセラミック・カートリッジ(止水バルブ)。
輸入のキッチンや洗面の水栓金具の中に内蔵されているものですが、ご覧のように、銅の金属は錆び付き、部品の下の取り付けられていた柔らかい樹脂で出来た緑色のリング・パッキンも劣化してなくなっています。
水漏れしたとは言え、蛇口からポタポタと落ちる程度ですから、開閉バルブのどこが悪くて不具合を起したのかは、はっきりとは分かりません。
新築から16年の長きに亘り、水道の水圧やお湯の熱にも耐えながら機能し続けてきたのですから、大したものです。こうしたバルブ部品は、半永久的とメーカーも言っていますが、やはり部品の劣化は必ず起こるものだと思います。
ですから、15~20年くらいして水漏れを起すようなら、こうした部品を交換するようにしたいものです。勿論、バルブ部品だけでなく、全体的に劣化が進んだような水栓金具であれば、水栓ごと交換して気分を一新するのもいいかも知れません。
北米製の輸入の水栓金具であれば、水漏れはこのカートリッジバルブを交換すれば、殆どの場合直るはずです。メーカー名、製品名や品番、施工時期を記録して、将来の交換に備えておくことも忘れないで下さいませ。
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