こちらの写真は、水漏れを修理したアメリカンスタンダード社製洗面水栓。
クロームとブラス(金と銀)の美しいコンビ・カラーの輸入水栓ですが、築16年ということもあって、吐水口から水がポタポタと落ちてきました。
こういう場合、輸入水栓ではセラミック・カートリッジと呼ばれる止水パッキンを交換すれば直りますが、メーカーによっても製品によっても製造時期によっても適合するパーツが変化します。
今回は、そういった情報をお客様がお持ちでしたので、比較的簡単に適合するセラミック・カートリッジを特定することが出来ました。そして今日、調達した部品を持って、名古屋市のお客様のおうちへ交換作業をしに伺いました。
ただ、レバーハンドルの台座に組み込まれた古いカートリッジバルブが、少し錆びて台座に固着していましたから、外すのに少々苦労しました。(インチ対応のスパナもないと、歯が立たないですよ)
また、左右のレバーで水(お湯)が出る時の回転方向が違いますから、カートリッジバルブの方もそれに合わせた状況にしないと、閉めたつもりが水が出たり、開けたつもりが水が出なかったりということになってしまいかねません。
慣れない水道屋さんだと、そういうことが分かりませんし、英語の説明書も読もうとしませんから、適当に取り付けて開閉方向がおかしくなってしまったなんてこともあるようです。
そういうことに気を遣いながら、ちゃんと元通りに復旧してこそ、プロの輸入住宅ビルダーと言えるのかも知れません。輸入の水栓金具を修理し終わったら、次に壊れたトイレのドアレバーも交換修理してきましたよ。
<関連記事>: 16年間、よく頑張りました (2019年11月10日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。