昨日のラグビーワールドカップ、サモア戦の熱気冷めやらぬ豊田市で、今日はマーヴィン(Marvin)のサッシの防水工事を行ってきました。
街の中心部では、まだ結構外国人の皆さんが道をブラブラ歩いている姿も結構見受けられました。
朝から家をグルっと一周して1階部分のサッシと木製玄関ドアを全て防水処理しました。
1階部分の窓については、お庭に脚立を立てさせて頂いて、建具を外さずに正面から作業が出来ますから効率よく仕事をすることが可能ですが、それでも数がありますので、一日仕事です。
写真は、先日2階部分のサッシの防水工事を行った時の様子です。さすがに2階まで届く脚立はありませんから、窓枠から建具を一旦外して室内で防水処理を行います。
養生のマスキングテープも建具を寝かせて張れますから、作業はしやすいとは思いますが、コーキング等が乾くまで窓に取り付けることが出来ない分、手間と時間が掛かります。
こうやって手作業で防水処理をすると、ガラスとビード(ガラス押え)との隙間の空き具合を指先で確認出来ますから、防水材が隙間にどんどん中に入っていって手応えがないような場合は、更に防水材を注入します。
単にコーキング・ガンでなぞっただけという作業の業者さんもいると思いますが、手がベトベトになっても指で押さえるひと手間を掛けることが非常に重要です。
でないと、防水材がすぐに縮んでまた隙間が空いてしまう状況となりますから、木製サッシの木の腐りを防ぐことは出来ません。
そんなことを家中のサッシでやるのですから、そりゃ時間が掛かります。だって、家の窓は20ヶ所以上ありますし、大きな掃出しサッシなら2m、ダブルハングなら1ヶ所に付き建具は2枚あります。また、その時いちいち窓をタオルで拭いたり、状態を点検したりもします。
勿論、足場がない状況なら、2階のサッシは建具を全て外さなければちゃんとした作業が出来ません。ただ、そこまで気を遣って作業をしてくれる輸入住宅の専門家が、日本にいないのも実情です。
効率化と称して、余分なひと手間を省く人は多いですが、面倒でもそのひと手間を余分に掛けるなら、必ず完成度が違ってきます。缶コーヒーのCMで「修理ってのは、誰が直しても同じじゃないんだ」ってのがありますが、安けりゃいいという人には分からんでしょうね。
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