こちらの写真は、インシュレート(Insulate)社のシングルハング・サッシに装着されている古いバランサーです。
先日交換してきたアンダーセンのバランサーと違い、窓枠の両サイドに内蔵される形で付いているのが、このバランサーです。
「19 3」という刻印が見えますが、これがこのバランサーが適合するサッシの大きさやバネ強度を表しています。
写真を見るとバランサーのお尻に付いている樹脂パーツが随分汚れて劣化しているようですが、普通はここまで汚れることはないので、周囲の環境に何か特別な状況があるのでしょうね。
今回、このバランサーの交換部材を26本ご注文頂きました。バランサーは両サイドに1本ずつ付きますから、窓の数としては13ヶ所ということになります。
通常は、窓の高さを1階と2階で変えるのが殆どですが、恐らくこのおうちは全て同じ大きさのサッシに統一されているのでしょうね。
でも、こうやって全てのシングルハングのバランサーを、定期的に交換するのって本当は大切なことなんです。1ヶ所が悪くなったということは、その家の全てのバランサーの寿命が来ていると考えてもいいでしょう。
皆さんの輸入住宅でも一度窓を開け閉めして、うまく上がらないようであれば、バランサーを交換するタイミングかも知れませんよ。(因みに、輸入の上げ下げ窓であれば、形が違えどバランサーは必ず付いています)
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