新しい建具には古いロックは装着出来ない

新しい建具には古いロックは装着出来ない

アンダーセン社ダブルハングの古いクレセント

先日、アンダーセン(Andersen)社製ダブルハング・サッシの腐った建具を交換してきたという記事を書きました。

その際、バランサーの交換には相当手間取ったのですが、何とか工夫してサッシ枠に装着することが出来ました。

ただ、最後にもう1つ問題が発生しました。それは、サッシをロックする為のクレセント。

写真に写っているものは、既存のサッシに付いていた古いクレセントなんですが、本体の下側には金物の出っ張りが存在しています。つまり、建具にこれを装着する為には、古い建具と同様に新しい建具にも出っ張りを装着する為の座彫りがなければなりません。

でも、ご覧のように新しい建具の木枠の表面には座彫りもなく、フラットな状態になっています。これでは古いクレセント・ロックを付け替えることは出来ませんね。

アンダーセンにお願いして、新しいタイプのクレセントを送って頂くことになりましたが、建具の交換の見積をお願いした際にメーカーには気付いて欲しかったですねぇ。

まあ、無事手に入りますから問題はありませんが、何度もお客様の処にお邪魔しなければならないという点や手に入るまでの期間、ロックが出来ないというセキュリティ上の問題は、出来るだけ回避したいものです。(因みに、建具を交換した場所は屋根裏の一番高い窓なので、防犯上のリスクはそれ程ないという点で不幸中の幸いでした)

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