木が腐っていたとは思えないでしょ

木が腐っていたとは思えないでしょ

木部を修復したケースメントサッシ

昨日、木部塗装する前のサッシ建具(障子)をご覧頂いたコルビー & コルビー(Kolbe & Kolbe、K & K)社のアルミクラッド・サッシ。

その塗装や屋外側の防水処理が完了して、名東区の現場にトラックで持ち込んだ際の様子がこちら。

ステンドグラスが入った三重ガラスの木製建具ですから、その重さたるや想像を絶する程です。それが、大小合わせて5枚あったのですから、窓の修復工事も大変です。

全ての建具で下枠が雨漏れ等によって腐っていたのですが、写真の矢印の部分をご覧下さい。他の三方の木枠と比べても、どこを修復したのか分からないレベルでしょ。

まあ、もっと近づいてじっくり見ると分かる部分もあるんですが、普通にお使い頂く分には気付かないように思います。木部の加工・修復や塗装、ガラスやアルミ枠部分の防水処理、そして浴室用の木枠部分(室内側)の防水処理の何れをとっても美しい仕上がりになっています。

修理するのに相当手間や時間が掛かってしまいましたが、待って頂いた分の価値を感じて頂けるような気がします。

他に相談した業者さんにはカバー工法でサッシを修復する以外に方法はないと言われたそうですが、輸入サッシの補修をここまで丁寧に出来る専門家は、ここ日本には少ないかも知れませんね。勿論、これらの建具の取付け・調整も、バッチリでしたよ。

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