2月の終わり頃から、輸入資材を扱う輸入商社さんから相次いで輸入資材の値上げの案内が入り始めました。
輸入サッシのマーヴィンやシエラパシフィック(旧ハード)といったメジャーな窓メーカーだけでなく、シンプソンのドアやクイックセットのドアノブ等の金物も4月以降大幅に上がる見込みです。
これは、北米の海外メーカー自体が値上げするということもありますが、国内の販売コストの増加や宅配などの物流コストのアップも大きいかも知れません。
また、中国で生産して米国産として販売していたものが、トランプによる輸入関税の見直しなどで製品原価が上がってしまったという可能性も否めません。(アップルのiPhoneも中国製ですからね・・・)
恐らく今回の値上げは、数パーセントといった軽微なものではなく、何十パーセントものアップとなる可能性が高いですから、輸入商社を経由して購入していた住宅メーカーは、住宅価格やリフォーム費用に上乗せする以外に方法はありません。勿論、私たち ホームメイドでもその影響は少なからず受けるはずです。
このトレンドは、輸入住宅だけでなく、国産住宅でも同じように考えた方がよさそうです。それは、建材の多くを国外で製造して調達している為です。
何れにしても、家について新築・リフォーム、修理・メンテナンスを近々計画している皆さんは、出来るだけ早めに注文をしておいた方がいいかも知れませんよ。因みに、値上げ前に注文を受けた分については、納期が4月以降でもメーカーは提示した見積価格で販売してくれるのが一般的です。
今年の秋には消費税の10%へのアップも予定しているようですから、庶民にとっては辛い2019年になりそうです。
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