先日、建具の上に取り付けられたチルトラッチについてお伝えしましたが、今日は建具を窓枠に固定するラッチ部分が、建具のフレームの中に内蔵されたタイプをご覧頂きます。
写真がその内蔵型のチルトラッチですが、操作する為のレバー自体は建具の上に取り付けられているのですが、固定の為のラッチの爪は操作部から独立する形になっています。
2つのパターンのチルトラッチは、形状こそ違いますが、どちらも機能的には同じです。ただ、爪の作動部分がフレーム内に隠れていますので、太陽の紫外線による劣化を避けることが出来るかも知れません。
万一操作部が劣化しても、ラッチ部の機能が失われなければ、建具の固定に問題はありませんし、固定に問題がなければサッシの開閉に支障が出ることをある程度遅らせることが出来るかも知れません。
何れにしてもプラスチックで出来た部品の劣化は、防犯性にも係ることですから、消耗した部品の交換は早めに越したことはありません。
樹脂サッシの部品類の寿命を少しでも延ばす為に、たまには窓から建具を外して、掃除やお手入れをして下さいね。特にラッチ部分に汚れやゴミが付着していると、サッシの開閉が悪くなりますから・・・。
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