輸入サッシのペアガラスが割れてしまった場合、樹脂サッシであれば建具(障子)からガラスを外して交換することが可能です。
ただ、ペアガラスは正確に寸法を測らないと、サッシにうまく装着出来なかったり、隙間が出来て気密性がなくなるかも知れません。
輸入サッシに装着されたペアガラスは、建具の防水性や気密性を保つ為にシーリング材で建具枠にガッチリ固定されていますから、それを外してガラスの厚さを測るのはなかなか大変です。
であれば、建具からペアガラスを外さないでガラスの厚みを測れないかといつも考えていました。そこで見つけた器具が、このペアガラス専用ノギス。
掃出しサッシのような大きなドア枠であっても、そこを飛び越えてガラス部分に届くだけの奥行があるのです。
寸法の目盛もインチで刻まれていますから、輸入サッシにはもってこいなんです。やっぱり、アメリカ人も私と同じことを考えるんですねぇ。
確かに方法はいくつかあるとは思いますが、出来るだけ時間をセーブして正確に計測出来る道具を持つことが、専門家に要求されるのだと思います。それにしても、こんなマニアックな工具を持っているのは、日本にどれだけいるんでしょうね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。