九州のお客様からカナダ キャラドン(CWD)社のシングルハング樹脂サッシのメンテナンスについて相談を頂きました。
写真は、ボトムサッシュ(下窓の建具)を外して、バランサーの接続部分を露出させた状態です。
建具の下に付いているはずのピボットバーが、ピボットシューの穴に差さったまま抜けなくなったようです。
ピボットシューの上に付いている金属の棒のパーツが、バランサー。以前にもご紹介したことがありますが、螺旋状の金属部品がこのバランサーに内蔵されていて、それが回転しながら上下することで窓が開閉するという仕組みのサッシです。
このバランサーをスパイラル・バランサーと呼ぶのですが、国内の輸入サッシでもあまり見掛けない珍しいタイプです。
今回は、恐らくスパイラル・バランサーだけでなく、ピボットバーやピボットシューも交換しなければならないでしょうから、専用の工具や取外しの技術と経験が必要です。
ですから、お客様からのご依頼があれば、私たちが九州まで出張して交換する以外ないかも知れません。体一つで行けるなら新幹線で往復すればいいのですが、資材や道具も持っていかなければなりませんから、車で出張することとならざるを得ません。
やっぱり、九州出張ともなると、帰ってくるまで4日は掛かるでしょうね。
<関連記事>: スパイラルバランサーとピボットシュー、入荷 (2019年1月21日)
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