先日現地調査にお伺いした輸入住宅に、カナダの窓メーカーの技術を導入して国内生産した菊竹産業製のシュエット・サッシ(Chouette)が施工されていました。
そこの掃出しサッシのハンドル不具合について相談を頂いたのですが、そのロック金物をご覧下さい。
ドア側が少し凹んでいて、そこの中に鍵爪のロックラッチが内蔵されています。
ここにドア枠側の受け金物が入り込んで、ロックラッチの爪がガッチリ掛かる仕組みです。つまり、ロックラッチは中からも外からも全く見えない状態でロックされますから、この部分を破壊して泥棒が侵入することは不可能と言えます。
また、彫り込まれた部分にあるロックラッチは、上下2ヶ所。ただでさえモーティスロックは防犯性が高いのですが、これだけロックが強固だと、空き巣だろうが泥棒だろうが、ここを破壊するなど全く手が出ないはずです。
輸入の掃出しサッシは、ペアの強化ガラスで出来ていますから、ガラスを割って侵入するのも躊躇するかも知れません。(当然、台風の風くらいでは割れません)
ただ、人の目や破壊音など気にしない荒っぽい手口の犯罪者もいますから、絶対安全とは思わないで下さいね。それにしても、北米のサッシは国産に比べて防犯性は比較的高いですから、是非採用してみては如何でしょうか?
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