一昨日三重県四日市市の輸入住宅で、ペラ ウィンドウ(Pella)の建具(障子)交換メンテナンス工事を行いました。
先日ブログ記事で、6枚の建具の木部塗装や防水処理を行ったということを書きましたが、その建具がこれです。
幅は75cm、高さは1.6mもある建具ですから、ほぼ掃出しサッシのドアを交換しているような大きさです。
今回建具の木部が腐食したということで交換することになったのですが、建具の傾きや歪み、窓全体の防水性・気密性も調整する為にウィンドウ ヒンジや開閉オペレーター等の交換、ウェザーストリップの交換も行いました。
写真は長いウェザーストリップを手に取って、窓枠に取り付けようとしている様子です。建具が正しく窓枠に入り込まないと、変に隙間が生じますから建具の傾きをヒンジの取付け位置で調整します。
また、窓を開閉する為のオペレーターは、長年の使用でギアが摩耗してきますので、そういった金物も定期的に交換してやると問題が起きにくくなるのです。そして、ウェザーストリップは、縮んだり破れたりして気密や防水性能が発揮されなくなりますから、これも同時に交換します。
サッシの復旧時にこうした定期メンテナンスを行うことで、以前よりも増して使いやすくスムースになること請け合いです。
それから、今回交換させて頂いた高さが1.6mもあるような大きな建具は、割れ防止の為にペアの強化ガラスになっています。一定の大きさ以上の窓ガラスでは、通常のガラスでなく強化ガラスを使うことが北米において義務付けられているのです。
防犯上もさることながら、台風の風でもビクともしませんから安心してお使い頂けますね。ただ、その分重いですが・・・(笑)
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