今日は、名古屋市天白区のお客様のおうちで、全てのシングルハングのバランサーを交換してきました。
輸入樹脂サッシのメーカーは、全く分からない状況でしたが、チャネルバランサーと呼ばれる金属の棒状の吊り上げ部品は、どこのサッシメーカーでも使う汎用品でしたので、長さとバネ強度を確認すれば、問題なくアメリカから取り寄せられます。
そんなバランサーではありますが、家一軒分ともなると窓の数は20ヶ所以上。そこに2本ずつバランサーが付きますから、その数は40本を遥かに超えます。
今回のバランサーは、バネ強度が結構強く、重い建具を窓から外してその上で古いバランサーを外し、新しいバランサーを装着し、最後に防水処理を行った建具をはめ込むとなると重労働です。全て交換するまで、丸一日掛かってしまいました。
それでも、バランサーの不具合で全く開かなかった窓が、昔のようにスムースに開くようになりましたから、お客様もどんなにか喜んで頂いていることでしょう。
錆び付いたバネや糸切れしたバランサーは、上げ下げ窓の開閉を阻害してしまいますから、悪くなる前に10年程度で交換することをお勧めします。交換すると、ほんと見違えるように変わりますよ。
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