こちらは、カナダ CWD社のシングルハング・サッシ。
上下に可動する建具(障子)の上に、チルト・ラッチと呼ばれる部品が装着されています。
これは、建具の外側のガラスを掃除したり、建具を外したりする際にこのレバーを動かして窓枠から建具が外せるようにする為の部品です。
普段は何も使い道がない部品ですが、これの先に付いている三角の爪がないと建具が窓枠から脱落してしまいます。そういう意味では、大切なパーツなんですよ。
ただ、プラスチックで出来た部品なので、太陽の紫外線などによって、徐々に劣化してきてしまうのです。今回のお客様もこの部品が付いた窓が20ヶ所以上あって、窓の左右にこの部品が付いているので、予備も含めて合計で50個程度部品を調達する予定です。
輸入の上げ下げ窓の樹脂サッシには、このようなラッチ部品が必ず付いていますから、15年くらいで交換しておくのがいいのかも知れませんね。
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