日曜に刈谷市の輸入住宅で鍵の交換をしてきました。
メーカー不明の輸入の掃出しサッシですが、写真のようにロックケースがドアのフレームの中に組み込まれているタイプです。
こうやってフレームに内蔵させるのは、外部からロックケースを外せなくして、空き巣などから鍵を守る為でもありますが、逆にお客様ご自身が鍵を交換するという作業を難しくしているということでもあります。
今回、私たちは、ロックケースを特定しアメリカから調達したものを取り付けてきた訳ですが、製品の個体差があるのか、うまくロックラッチが受金物に引っ掛かってくれません。
いろいろ調整してみたのですが、樹脂サッシのデメリットは取付けビスの穴の位置を変えて調整することが出来ない処です。一旦開けたビス穴からほんの少し位置をずらそうとしても、隣に穴を開け直すと樹脂の穴が広がってしまい、全くビスを利かせられなくなる状況にもなりかねません。
そういう点で、樹脂サッシは慎重に作業を進める必要があるのです。ただ、今回の場合は、受金物の穴を少しヤスリで削って、ラッチがうまく引っ掛かるようになりましたから、問題はありませんでした。
こういう調整作業が必要ですから、ご自身で修理をする場合は、ある程度の経験を積んでからやって頂くことをお勧めします。まあ、やらなきゃ分からないですから、後々更に費用が掛からない状況までであれば、やってみることは大切です。
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