こちらは、3日午前11時現在での台風21号の進路予想です。
名古屋からは少し離れた位置を通過するようですが、それでも台風の東側に当たりますから、強い雨風が心配な状況に変わりはありません。
先日大雨被害のあった岡山辺りは、直撃に近い感じですからこちらは気の毒な思いです。
こういう台風が襲ってくる場合、どうしてもサッシやドアの周囲からの雨漏れは発生します。特に気密性のいい輸入サッシは、その分弱点となっている場所をめがけて雨水が侵入しようとします。
気密パッキンであるウェザーストリップに劣化が見られるようなサッシだと、その劣化した部分に隙間が生じますから、注射器の先のように水の勢いが増す感じになります。
外壁の割れや屋根の隙間も非常に細いヘアー・クラックだったりしますから、小さい分逆に風や雨水が勢いよく入り込むと思います。
家というものは、雨が上から降ることを前提に造られています。ですから、強い風で雨が吹き上げられるような状況には、あまり強くありません。(というか、そうなったら本来水や湿気が出ていく処が、逆に入ってくる処になってしまうのです)
こういう場合、人間の無力さを感じざるを得ませんが、どうぞ出来る範囲で台風に備えて下さい。被害を最小限にして、可能な限り補修を簡単に出来るようにすることが、私たちに出来る最大限の仕事だと思います。
やっぱり、スーパー台風対応の高耐久サッシは、今後導入していくべきものかも知れません。
<関連記事>: 台風・竜巻、空き巣に屈しない高耐久サッシ (2018年7月29日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。