こちらは、私共で建てたお客様から頂いた屋根の写真です。
アスファルトシングルという輸入の軽い屋根材ですが、横一直線のライン状に引きちぎられたように外れています。
どうやら、今回の台風20号の際の突風で剥がれてしまったようです。
こちらのおうちは少し高台にあって、この屋根に面する東側には建物は建っていない状況でした。つまり、南東方向から吹く台風の強風が、直撃するような立地となっているのです。
この輸入住宅が建って既に8年近く経ちますが、突風被害は立地環境や台風の強さによって左右されます。瞬間最大風速が天気予報でも発表されますが、場所によってはそれ以上の風が吹く場所もありますから、どこでこのような被害が発生するかは予想出来ないというのが本音です。
台風や竜巻が直撃したような地方であれば、屋根への被害は更に広く大きなものとなるでしょうが、どうぞ皆さんもお気を付け下さい。
ただ、こうした風による災害は、家の火災保険の補償範囲であることが普通です。地域の役所で罹災(りさい)証明をもらって、早めに保険会社に連絡をしておくこともお忘れなく。そうすれば、ある程度のメンテナンス費用を負担してもらえるかも知れませんよ。
尚、アスファルトシングルが剥がれても、下地のアスファルト・ルーフィングと呼ばれる防水シートが機能していれば、屋根から雨漏りすることはありませんからご安心を。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
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