屋外からの雨風の侵入を防いだり、省エネ・断熱性能の向上の為に気密を上げたりするのに、輸入サッシにはウェザーストリップと呼ばれる気密パッキン材が使われます。
柔らかな塩化ビニールやウレタンフォーム、短い毛のパイル・テープなどがありますが、太陽の熱や紫外線でどうしても劣化してしまいます。
こうしたものは、おおよそ10年程度で交換していくことで、常にいい状態を保つことが可能となります。
写真は、ハード(Hurd、現Sierra Pacific)社の片引きサッシの窓枠に取り付けられたウェザーストリップ。今回、お客様から自分で交換するので材料が欲しいというご依頼を頂きました。
新しいものに交換すると窓に隙間が全くなくなりますから、断熱性がよくなるだけでなく、外の音も以前より聞こえなくなると思います。
こうしたものは、車のタイヤと同じです。走っていなくても長年車に装着してあるだけで、タイヤの表面にヒビ割れが生じてきますよね?そうなったら、タイヤの性能や安全性が落ちてきますから、誰でもタイヤを交換するはずです。
サッシやドアのウェザーストリップは、窓の性能を維持する為には絶対欠かせないものですから、タイヤと同様早めに交換をして下さい。出来れば、将来交換する為に少し余分に在庫しておいてもいいかも知れませんね。
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