この状態は、危険です

この状態は、危険です

塗装が剥げたウレタン製の円柱

先日、外壁の塗り直しの打合せの為にお客様のおうちに伺った際にこの写真を撮りました。

玄関ポーチの屋根を支えている大きな円柱(エンタシス又はコラム)の台座部分ですが、白い塗装が剥げて下地の黄色いウレタン材が露出しています。

ウレタンだけでは、屋根を支えるだけの強度が出せませんから、芯に太い塩ビのパイプや木材が入っていると思われますが、それを覆っているウレタンは塗装によって劣化を防いでいるのです。

この玄関ポーチは、建物の南面にありますから、常に強い陽射しや風雨に曝されています。太陽の強い紫外線や風雨によって、ウレタン素材は劣化のスピードを早めますから、このまま塗装が剥げた状態で放置するのは危険です。

外装の塗り直しをするタイミングを出来るだけ早くして、こうした屋外の飾り材を早めに塗り直ししたいものです。勿論、床面に接する部分には、防水材で処理をして柱材に水が染み込まないようにすべきだとも思います。

もしこのまま数年も放置を続ければ、ウレタンは細かな粉になってどんどん削れてきますから、皆さんのおうちも同じような状態の輸入住宅でしたら、すぐに対処して下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。

| カテゴリー: メンテナンス   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。