先日、ベルックス(Velux)のトップライトの防水メンテナンスを行ったという記事を書きましたが、その際室内からサーモカメラを使って撮影したのが、こちら。
全館空調の吹き出し口が見えますが、この吹き抜けリビングは空間全体が冷えているようです。
天窓のすぐ上側が、天井で一番高い場所になりますが、そこの部分以外は比較的安定して冷えている感じがします。
写真の上側に写っているトップライトが、以前雨漏れを起こした窓ですが、最近強い風雨に曝されていなかったせいか、今は雨漏れもしていなかったとのことで、温度分布からもそれが窺い知れます。
ただ、この熱分布写真には写っていませんが、天窓と天窓との間の天井に一直線の割れが入っていました。恐らく以前雨漏れした際に水が回ってしまい、石膏ボードのつなぎ目が割れてしまったのではないかと思いますので、今後そういう事態が起こるようなことがあれば、注意をして欲しいところです。
(雨漏れは窓枠と建具との隙間から起きていたようで、そこは今回のメンテナンスで新しいウェザーストリップや防水剤を入れましたから、近い将来の雨漏れリスクは殆どないと思います)
それにしても、多少温度の高い屋根の垂木(たるき)材が格子状に入っているのがサーモカメラで分かるというのは、すごいですねぇ。今後もこれを使って、雨漏れや配管からの水漏れなどをチェックしていきますよ。
<関連記事>: 天窓の防水安全点検・補修 (2018年7月14日)
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。