北米では急激なスピードでスマート・ハウス化が進んでいます。
以前ご紹介したのは、スマホを持っていれば玄関ドアのロックを解除出来たり、ビルトインのガレージドアの電動オープナーをスマホで開閉させたり出来るというものでした。
スマホを利用した住宅のネットワーク化は、多分中国のような国の都市部でも日本より先を行っているような気がします。
今回紹介するのは、Wifiを利用してスマホやスマート・スピーカー(AIスピーカー)で普通のコンセントの電気のオン・オフが出来るようにするという商品です。
この小さな四角い部品をコンセントに差して、そこにテレビや照明、湯沸かしポット、音楽プレーヤーの電源を差すと機器のオン・オフが管理出来るだけでなく、タイマーやスケジュールを設定したり、どの時間帯にどのくらいこのコンセントの電気を使ったかということも分かったりするらしいのです。
これを家中至る処のコンセントに設置すれば、コンセントにつながれた機器をスマホやGoogle Home、アマゾン・エコー(アレクサ)などに指令して管理出来ますから、省エネも楽々です。(スマホを使えば、帰る前に外出先から空調のスイッチを入れたり、監視カメラをオンにしたりなんてことも可能となります)
現在北米で販売されているものは、日本のコンセント用ではありません。欧米ではコンセントの2つ穴の他に、アースのピンを差す穴がもう1つ明いています。(欧米は全てアース付きですから、日本より安全ですね)
もしこれを日本で使いたいとしたら、この商品に付いているアースのピンを切るか抜くかして二股にする必要があります。(最近、トラベル用としていろいろな端子に対応するタイプのWifiコンセントも登場しています)いや~、20年前ならマンガの世界のことだったことが、現実になる世の中ってある意味不思議です。私たちなら、こんなものも輸入出来ます。さあ、皆さんも使ってみませんか?
<関連記事>: 鍵を差さないスマート・玄関ロック 「Kevo」 (2013年11月10日)
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