最近、北米でもこんな金色の照明器具は少なくなりました。ロウソク型白熱球のシャンデリアは、逆に日本では好まれる傾向にあるかも知れませんね。勿論、時代は、LEDへと変わってきているのですが、どうしてもこの白熱球の温かみがいいという人も結構多いんです。
それ程装飾的でなくシンプルなんだけど、クラシックなデザインが古きよきアメリカを連想させるのかも知れません。直径も17インチ(約43cm)で小ぶりですから、階段室のような狭い吹き抜けには丁度いいサイズです。
昨日引き渡したばかりのN邸ですが、パラペイントで塗られたドライウォールの壁の色と薄ぼんやりした照明の光と影が、古い洋館のようなイメージを作り出しています。きっと、もう少し壁や床が汚れて古くなると、更に美しさが際立ってくるのでしょうね。
ビニールクロスの壁やありきたりの国産照明では生まれないデザインがここにあります。