24年前に知多のログハウスに施工されたローウェン(Loewen)社製ケースメント・サッシ。
こちらのサッシは、外側にアルミカバーがされたアルミクラッドではなく、全くの木製サッシです。
ログハウスのようなナチュラルなおうちには、木製サッシが似合いますが、防水塗料があまりいいものではなかったのか、結構傷んできています。
それでも、お世話をして頂ける業者さんがいらしたので、ログも何とかまともな状態を保っている感じです。
でも、24年も経つとサッシの金物類やウェザーストリップなどは、錆び付いたり千切れたりしてもう限界を超えています。そこで、私の方に相談を頂いた訳ですが、写真の金物がケースメントのサッシに付けられているのは初めてでした。
私たちが以前見た時は、ケースメントではなく、下側が開いていくオーニングと呼ばれるサッシに取付けられていたと思います。同じローウェンでも、アルミクラッドのサッシには全く形式の違うオペレーター(操作金物)が使われています。
珍しいタイプの金物ですから、国内では滅多に手に入らない部品だと思います。実物を拝見して部品の特定が出来ましたので、これからメーカーに部品の調達を相談していきたいと思います。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。
窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスのページをご覧下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
※ 「お知らせ」ページは、「カテゴリー」や「タグ」のキーワードをクリックすることによって、興味のある関連記事を検索頂けます。どうぞご活用下さい。古い日付の記事は、内容や価格が更新されている場合があります。尚、写真及び記事の著作権は、当社に帰属します。無断での転載・引用はご遠慮下さい。